ウォッチャーの映画備忘録

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6月に観た映画のレビュー 前篇

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以下ネタバレありのレビュー</p›

デッドプール2《103.4点》


映画『デッドプール2』IMAX告知映像

TOHOシネマズファボーレ富山にて鑑賞

 

演出★★★★★

脚本★★★★☆

映像★★★★☆

音楽★★★☆☆

配役★★★★★

カタルシス度 97%

合計 103.4点(120点満点)

【感想】

前作『デッドプール』でも好評だった他の映画のパロディやコアな音楽ネタなどが今作では2.5倍になった印象

出だしから笑いをこらえるのは大変だ、と言うか、笑いをこらえる必要はないのだ

声に出して笑おう

デッドプールはそういう映画だ

映画ネタがめちゃくちゃ多いから、映画見ない人には難しいのでは?と思われがちだが、知らなくても笑える

デッドプールはそういうキャラだ

キャスティングも秀逸だ

未来からやってきたソルジャー、ケーブルを演じたのはジョシュ・ブローリン

彼は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で史上最強のヴィラン「サノス」を演じた俳優

デッドプールアベンジャーズは同じ世界観、デッドプールがネタにしないわけがない(´∀`*)ウフフ

デッドプールがケーブルに向かって「サノス!」と叫ぶシーンも腹筋崩壊

またX-MENシリーズとも同じだから、プロフェッサーXの車いすで遊ぶデップ―、一瞬だけ出てくるX-MENのメンバー諸君

しかし、デップーと絡みたくないと言う顔で扉を閉めたところでも腹筋崩壊

そして観た人の誰しもが笑ったシーンはあれだろ

ヒュー・ジャックマン系のネタ

もうね、ヒューへの愛で溢れたネタが満載なのよ(;^ω^)

うん、これは実際に観てほしい

キャストも評価できる

ドミノという新キャラは漫画原作では白人で片目に黒のドットを入れてるのだが、本作では黒人女優のザジー・ビーツ

彼女は今作で一番のはまり役だ、ジョシュのケーブルを抑えて一番だ

この映画でザジーのファンになったのは俺だけじゃないはず

あと、日本から忽那汐里が参戦!

彼女もミュータントキャラとして参加したが、残念ながら出番はあまり多くはない

しかし、がっつりデップ―と絡むし、セリフもちゃんとある

バイオハザードのローラとは大違いだ凄く誇らしいし、もし次回作があればまた出てほしいね

 

忘れてはならないのが、ゲストだ

実は気付いた人間はかなり少なかったようだが、マット・デイモンとブラット・ピットがひっそりと出ていた

ブラピはマジで一瞬だし、マットは特殊メイクだから気付かないのは無理もない

裏話になるが、ブラピは実はケーブル役に抜擢されていたのだがスケジュールが合わずやむなく降板となってしまった

そんな事情があってなのかほぼ合成に近い形(笑)でブラピが参加してくれた

さーどこに出るか探してみよう!

マットはどんな事情があるのか知らないが、割とそういうのが多い俳優ってイメージが最近あるわ(´◉◞౪◟◉)

マイティ・ソー/バトルロイヤル』でもカメオ出演していたからねw

 

映画好きほど語りたくなるアンチヒーロー映画は100点越えが妥当でしょう

 

途中↑の人たちが一瞬出てくるんだけど、シリーズファンはあまりのサプライズに飛び跳ねたと思う

俺も驚きすぎて興奮した( *´艸`) 

 

 

 

恋は雨上がりのように《94点》


「恋は雨上がりのように」予告

TOHOシネマズファボーレ富山にて鑑賞

演出★★★★☆

脚本★★★☆☆

映像★★★★☆

音楽★★★☆☆

カタルシス度 90%

合計 94点(合計120点満点)

【感想】

最初はてっきり恋愛映画と思っていたのであまり期待はしておらず

しかし、いざ始まるとそれは青春映画だった

それも嫌な部分もない、すっきりさわやかな青春

そのおかげで最後まで気持ちよく観られた

監督は『帝一の國』『世界から猫が消えたなら』で知られる永井聡監督

とても丁寧で綺麗な作品を撮る印象だし今回もそうだったかなと思う

主演の大泉洋も身の丈に合う役だし、小松菜奈(以下こまっちゃん)もまた彼女に合った役だったかと思う

個人的にこの子好き(^◇^)

どこも嘘くささが限りなく少なくて没入しやすい

とは言え、大泉演じる店長の大学時代の友達を演じた戸次重幸も良い意味で漫画っぽいキャラクターだ、この映画は漫画が原作だから戸次のキャラが丁度いい塩梅をもたらしてくれてる

脇もどれも良い

浮きもせず邪魔もしない、いい塩梅

個人的に「おお!」と思ったシーンがある

こまっちゃんがバイトの同僚に若干無理やりデートさせられるシーンで、二人で観た映画が『寄生獣』だ

 

寄生獣

寄生獣

 

 しかもちゃんと作品のシーンを取り扱っている

まぁ大人の事情的な話をすれば、『寄生獣』も『恋は雨上がりのように』も制作・配給が東宝なので権利の部分は割と簡単にクリアできたんだと推測

にしても邦画で他の作品を劇中で使うことってそうそうないのね、洋画だとデッドプールみたいに結構あるんだけど

だからこういうのもっと邦画であってほしいって思うんだよね、すごく小さいことだけど

日本の芸能界とか音楽界とか、業界界隈って権利権利うるさいからなぁ・・・

 

話は逸れたけど、とにかく爽やかで堅実でよくできた良い映画、おすすめ

 

 

50回目のファーストキス《87点》

これは既に記事にしてるのでリンクを参照してくださいな

 

www.moviewatcherintoyama.com

 

 

ゲティ家身代金《66点》

 

映画『ゲティ家の身代金』予告編 - YouTube

TOHOシネマズファボーレ富山にて鑑賞

演出★★★☆☆

脚本★★★★☆

映像★★★☆☆

音楽★★★☆☆

カタルシス度 70%

合計 66点(合計120点満点)

【感想】

簡単に映画の説明をすると

拉致された息子を助けるために石油王で大富豪の元義理父ジャン・ポール・ゲティに助けを求める母親

しかし、頑固で異端なゲティはそれを拒否

母親愕然

母親は誘拐犯とゲティの二人を相手に奮闘する

ってな感じだね

事実に基づいたフィクション作品だから、まぁオチはどうとでもなる感じ

でもちゃんと映画として常に一定の緊張感があって面白かったほうかな

この映画の凄いところって、内容よりもキャスティングだ

ジャン・ポール・ゲティを演じたのはクリストファー・プラマーと言う超ベテランおじいちゃんなんだけど、実は映画が公開される1か月前まではケビン・スペイシーが演じていたのだ

しかしスペイシーはセクハラ疑惑であえなく使えない俳優となってしまった

撮影も編集もほぼ終わった後に発覚した疑惑に制作側は急遽短い時間の中でプラマーに代役を依頼

そしてプラマーは見事ゲティを演じきった

 

↑この人気ドラマの主役をスペイシーは演じていたがこちらも降板したらしい

 

そしてプラマーはその演技が評価され今回のアカデミー賞にノミネートされるまでになった

今となってはスペイシーのゲティがどんなのかはわからないが、ゲティ役はプラマーでしか考えられない

観ていて「このジジイ~"(-""-)"」ってなるくらいウザったいゲティ

素晴らしい演技だった

 

 

では続きはまた後日

犬ヶ島』『万引き家族』など!