もう既に11月に入ってしまったが、9月のレビューが未だに書けていなかった
しかも9月に鑑賞した作品は全部で20作
月間劇場鑑賞数としては歴代No.1である
我ながらに引いている
数が多すぎるのと、観てから時間が経ちすぎているので例のごとく浅ーいレビューで済ましてしまおうと思う
検察側の罪人《63点》
東宝シネマズファボーレ富山にて鑑賞
演出★★★☆☆
脚本★★☆☆☆
映像★★☆☆☆
音楽★★★☆☆
配役★★★☆☆
カタルシス度 55%
合計 63点(合計120点満点)
【感想】
あんまりキムタク好きじゃない勢ではあるが、この作品のキムタクはめっちゃ好きだなぁ
初めて人殺しに手を染める瞬間の緊迫が尋常じゃないくらいスクリーンから漂ってきてて、その後のキムタクの動揺だったり、躊躇だったりっていうのが凄くうまいなーと
しかし、物語そのものがちょっと気難しい部分があり、まだ原作小説は読んでいないが、読まないと補完できないんじゃないかとさえ思える意味では不十分かなと
しかし、あの映像での行間は邦画ではなかなか味わえないし、むしろそういうのがないとオーディエンスがどんどんバカになっていくのでドンドンやってほしいとは思う
うーん、キャストは凄く良いよねぇ
二宮の描写が今一つだったからか、物足りなさがなぁ・・・
アントマン&ザ・ワスプ《87.8点》
『アントマン・アンド・ザ・ワスプ』日本版予告 (2018年)
東宝シネマズファボーレ富山にて鑑賞
演出★★★★☆
脚本★★★★☆
映像★★★★☆
音楽★★★☆☆
配役★★★★☆
カタルシス度 59%
合計 87.8点(120点満点)
【感想】
いやこれ、、、仕方ないんだけどね、マジで申し訳ないけどね、
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の後だとどうしてもインパクトに欠けるんだよねぇ(*_*;
しかも、オーディエンスとしては早くインフィニティ・ウォーの続きが観たくてたまらないのに、求めてるのはサノスとの決着なのに
決してつまらないわけじゃないけど、今現在求めてるのはこれじゃないよねぇ・・・となってしまったわけだ・・・
一応これ、2回観ているんだけど、両方とも数分寝てる
んんんんん・・・でもね、良かったなーて思う点もあるよ
まず、1作目に引き続いてブレない作品としての路線
笑えるところを散りばめながらも、ダメな父親が愛する娘と絆を深めるってテーマはよかった
それに、ワスプ役のエヴァンジェリン・リリーが前作以上に活躍して、なおかつ本人が凄く楽しそうなんだよね
これ凄く重要よ!
特にね、前作で受けが良かったルイスの回想シーン
Luis Storytelling About Tip | Ant-Man (2015) Movie Clip
ルイスの声に合わせて役者が動いてるコミカルなシーンが今回もたっぷりあって、更にエヴァンジェリンがノリノリでやってくれてるのが観ててとても楽しい
てか、エヴァンジェリンが個人的に好き(^◇^)
ドラマ『LOST』の時からファンだけど、全く老けないよねぇ、お美しい・・・
ちなみにもう既にBDのリリース予約が始まってる!
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銀魂2《65点》
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』本予告【HD】2018年8月17日(金)公開
J-MAXシアターとやまにて鑑賞
演出★★★★☆
脚本★★☆☆☆
映像★★☆☆☆
音楽★★☆☆☆
配役★★★★★
カタルシス度 25%
合計 65点(120点満点)
【感想】
福田監督の作品で映像やアクション、ドラマ性を評価するのは難しいというか、もはや愚問だなぁと
この映画の見どころは言わずもがな、コメディ部分と配役だ
前作でもなかなか豪華だったが、さらに今回は三浦春馬、窪田正孝、勝地涼など女子受け間違いない俳優たちが参戦した
それにエヴ○、ト〇ロなどのアニメのパロディも健在で腹筋崩壊間違いない
前作からの続投ではあるが、柳楽優弥と古沢亮がめちゃくちゃ活躍しててこれまた女子が喜ぶ結果に
興業的にはそういったイケメンに喜ぶ女子、原作ファン、福田ファン、小栗ファン等々・・・いろんな方面に喜ばれる作品となっている
和製デッドプールと言ったところか
ちなみに前作…
レディ・バード《115.4点》
J-MAXシアターとやまにて鑑賞
演出★★★★★
脚本★★★★★
映像★★★★☆
音楽★★★★★
配役★★★★★
カタルシス度 97%
合計 115.4点(120点満点)
【感想】
最高の作品だったね!これが初監督のグレタ・ガーウィグはもともと出演作品の『20センチュリーウーマン』で好きになったんだけど、初監督とは思えないくらい洗礼された作品を撮ったもんだ
俳優と監督の両方する人が増えてきたけど、偉業だと思うよ
さて、レディ・バード、ムズかゆい青春を一人の女の子が大人へと成長していく物語
『スリービルボード』並みに満足感があったねぇ
最近好みのシアーシャ・ローナンが主演、彼女が恋する相手に以前紹介したルーカス・ヘッジズやディカプリオの再来と言われている『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメも参加しており、キャスト面で見ても俺好みだ
主人公レディ・バードが感じる10代の煌めきと痛ましさが、狭い舞台で色んな人との交流によって更に増幅されて観てる側にヒシヒシと伝わってくる
悩みや迷いにレディ・バードがどう乗り越えていくのか、母親との関係なども見応えがあった
しかし、この作品を日本で上映するうえでちょっと惜しいなと言うか、勿体ないと思える点がある
まず、舞台がアメリカのカリフォルニア州北部のサクラメントと言う都市だ
物語はほぼすべてそこからはみ出ることがないから、登場人物のたちのセリフなどもサクラメントに関することが多い
サクラメントに馴染みがない、あるいは知らない人にとっては言葉の意味が汲み取りにくい部分が多少あった
それに、レディ・バードという女の子の魅力は何といっても「女子高生あるある」なのだが、これはあくまでも「アメリカの10代あるある」とも言える
つまり日本人が観ても「?」となりがちなシーンも結構あるんだ
外国人が笑えるポイントが理解できないと理解を深めるのはちと難しいかと
俺自身もそういうあるあるやサクラメントのことは映画を観てから知った部分が多い
だからそのあとにこの映画を振り返るとさらに面白く感じたんだ
だからと言って、アメリカのこと知らないと楽しめない映画かと言われればそんなことは無くて
誰でも大人になったとき、子供の頃にやってたことを思い出されると恥ずかしくなることがあると思うが、そういうのをレディ・バードはやっててw
なもんで観てる側としては「うわーw観てるこっちが恥ずかしw」みたいな感じになれたり、レディ・バードの初体験とかその失望とか観て「あー・・・そうだよね・・・」と共感できちゃう部分もたっぷりあるんだ
そういうのは知識なんかじゃなくて経験だから、ある程度大人になった人が見れば楽しめると思う
最後にはレディ・バードが無事羽ばたけるのかどうか・・・そこまでワクワクさせてくれる映画だった
あと、シアーシャは天才だ(´∀`*)ウフフ
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MEG ザ・モンスター《77.2点》
映画『MEG ザ・モンスター』本予告【HD】2018年9月7日(金)公開
東宝シネマズファボーレ富山にて鑑賞
演出★★★☆☆
脚本★★★☆☆
映像★★★★☆
音楽★★★☆☆
配役★★★☆☆
カタルシス度 66%
合計 77.2点(120点満点)
【感想】
めっちゃつまんないってことはないんだけど、めっちゃ面白いってことはなかったかな
なーんかどうしても最近のサメ映画ってB級感しかないのだけど、その犯人はコイツだろ↓
日本で謎のカルト的人気を誇るB級映画『メガシャーク』シリーズ
CGも役者の演技もしょぼいのに、この振り切ったバカさがかなり人気なんだよね
これのせいでどんなにまじめにサメを使ってもB級感あふれる結果に
『MEG』は割と真面目に作ってる方だけど、制作してる会社が中国だか台湾だったので出演者もアジア人が多い
海外で活躍してるあのマシ・オカさんも久々に観たわw
マシ・オカ、ファンから結婚の質問!「婚活中ですよ」「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」配信記念イベント1 #Masi Oka #event
冒頭であっという間に退場しちゃうけど・・・
主演はハリウッド俳優きってのハゲマッチョ、ジェイソン・ステイサムだけど、人を殴ったり銃を撃ったり、黒塗りの車をかっ飛ばして警察とカーチェイスすることもありません
至って平和なキャラだったwww
ステイサムも最近仕事選ばないなwww『MEG』はどちらかと言うとロック様ことドウェイン・ジョンソンがやりそうなんだけど、もはや二人とも似た者通しだなぁwww
でも観て損した気にはならなかった!至って真面目にバカやってる感じが良かったねwwww
CGのクオリティも悪くはなかった
続く
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