ウォッチャーの映画備忘録

映画とゲームと音楽とカメラ

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11月に観た映画 1/3 『ヴェノム』『スマホを落としただけなのに』他

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11月と12月はそれぞれ13本も観てるから書くのシンドイ、、、(*_*;

 

 

 

 

 

オズランド 笑顔の魔法教えます。《65.2点》


映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』予告編

J-MAXシアターとやまにて鑑賞

演出★★★☆☆

脚本★★☆☆☆

映像★★☆☆☆

音楽★★☆☆☆

配役★★★★☆

カタルシス度 66%

合計 65.2点(120点満点)

【感想】

内容的には二時間の特別テレビドラマでも良かったくらい、映画としてのボリューム感に乏しい

話の内容も、主人公の女子が自分のやりたいことばかり言って仕事と正面から向き合わないが仕事仲間と苦難を乗り越え、恋も仕事も一皮むけ成長する

っていうもう王道をさらに上回る王道っぷり

その上ストーリーはご都合主義なので観ていてなんの感情の起伏も起きない

かと言って全くつまらないわけではなく、(オチは分かっているが)ちゃんと成長した主人公に安堵する人もいるだろう

それに、出演者も上手な人が多いので(特に好きな橋本愛ちゃん♡)損した気にはならない

ま、その程度なので感想もそれ以上のことはない

 

 

くまモン マネしておしゃべりぬいぐるみ (熊本県PRマスコットキャラクター) KK1100347

舞台は熊本らしい、監督と橋本愛ちゃんが出身者なのね

 

 

 

 

 

チャーチル ノルマンディーの決断《61点》


歴史的な作戦決行までの96時間追う「チャーチル ノルマンディーの決断」予告

ほとり座にて鑑賞

演出★★☆☆☆

脚本★★★☆☆

映像★★★☆☆

音楽★★☆☆☆

配役★★★☆☆

カタルシス度 45%

合計 61点(120点満点)

【感想】

なんか今年はチャーチル主人公映画が多いな・・・

本年度アカデミー賞では『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(原題:Darkest Hour)ではゲイリー・オールドマンが主演男優賞を得たのだが

今作はそれとは別の映画

もちろんチャーチルを演じる人はゲイリーではない

ウィンストン・チャーチル』の方では物語が、チャーチルが首相就任するところから始まりダンケルク作戦でのチャーチルの活躍が描かれるのだが、『チャーチル』の方では既に首相としてのチャーチル、さらに言えば約4年後のノルマンディー上陸作戦にまつわるストーリーとなっている

とはいえど、実はこのストーリーは脚色されているというではないか

なので、史実映画とは少し焦点がずれている

ウォッチャーはそれを知らずに観てしまい、どうしてもガッカリ感が否めない

しかし、ブライアン・コックス演じるチャーチルはゲイリーが演じるものとはまた別に良い味が出ているのがこの作品の良いところ

それに今作のチャーチルとご婦人の関係が『ウィンストン・チャーチル』より好きかもしれない

この手の映画をきっかけに歴史と人物を知ることも良いことかもしれない

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 (字幕版)

 

 

 

 

 

 

ヴェノム《82.6点》


『ヴェノム』予告編 (2018年)

J-MAXシアターとやまにて鑑賞

演出★★★★☆

脚本★★★☆☆

映像★★★★☆

音楽★★★☆☆

配役★★★★☆

カタルシス度 73%

合計 82.6点(120点満点)

【感想】

スパイダーマンの永遠の宿敵ヴェノムを主人公にしたスピンオフ

とはいえど、本作にスパイダーマンは一度も登場しない

ファンとしてはいつかトム・ホランドスパイダーマンと共演してほしいと切に願う

 

スパイダーマン:ホームカミング (字幕版)

さて、『ヴェノム』

トレーラーが初公開されたころは割と怖め、ホラー色強そうな気がしていたが、意外とコメディ色も共存してて、シリアスとコメディのバランスが良い

何より、映画ファンとして嬉しいのはあのトム・ハーディがヴェノム/エディ・ブロックを演じていることだ!( `ー´)ノ

『レジェンド/狂気の美学』『マッドマックス/怒りのデスロード』『ダンケルク』『ダークナイト/ライジング』など数々のヒット作でそのセクシーさと強さをいかんなく発揮してくれてるハーディ

もうね、このニュースだけで映画ファンは失神ものだったわけで

そしてエディの元カノでヒロイン、アンを演じたのは『ゲティ家の身代金』『グレイテスト・ショーマン』『マンチャスター・バイ・ザ・シー』などのミシェル・ウィリアムズ

トム・ハーディミシェル・ウィリアムズが共演となればさらに失神したファンが増えたはず(?)

それだけでもこの映画、見る価値はあった

早くMCUとのコラボが楽しみである

レジェンド 狂気の美学(字幕版)

マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版)

マンチェスター・バイ・ザ・シー (字幕版)

 

 

 

 

 

スマホを落としただけなのに《85点》


映画『スマホを落としただけなのに』予告

TOHOシネマズファボーレ富山にて鑑賞

演出★★★★☆

脚本★★★☆☆

映像★★★☆☆

音楽★★★☆☆

配役★★★★☆

カタルシス度 85%

合計 85点(120点満点)

【感想】

とても今時らしい作品だ

原作は志駕晃著作の同名小説で、監督は『リング』『仄暗い水の底から』『クロユリ団地』などで知られるジャパニーズホラーの第一人者、中田秀夫

スマホを落とす経緯やそこから起きる人間関係の崩壊など、「あるある」「わかるわかる」と言えちゃう感じはまさに今時

監督が監督だけに、ホラー映画のような怖さ、雰囲気が感じられる

いや、怖いよ?スマホ落として、覗かれるって

サスペンス要素も良い

中盤まで「コイツか?」「いや、裏の裏でコイツか?」と犯人をギリギリまでミスリードさせるところもさすが

まぁ、勘が良い人はそこで犯人がわかるんだけど

そして終盤に明かされるもう一つの事実

ここの録り方もちゃんと丁寧で良い

詳しく言うとネタバレになるから明言は避けるが、大抵の映画はここが雑なんだけど丁寧だった

主演の北川景子田中圭も迫真の演技を見せてくれて満足感いっぱい

こんな北川景子を嫁さんにほしい・・・

家売るオンナ DVD-BOX

スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)