6月は全体的に邦画が多い月だねぇ
基本情報:50回目のファーストキス
監督・脚本:福田雄一
撮影:工藤哲也、鈴木靖之
照明:藤田貴路
録音:高島良太
美術:遠藤善人
装飾:西岡萌子
ポスプロプロデューサー:鈴木仁行
編集:栗谷川純
整音:スズキマサヒロ
選曲:小西善行
スタイリスト:黒羽あや子
ヘアメイク:内城千栄子、高村三花子
制作担当:白井麻理
エグゼティブプロデューサー:伊藤響
プロデューサー:北島直明、松橋真三
音楽:瀬川英史
制作・配給:ソニーピクチャーズエンターテインメント
制作委員会:日本テレビ放送網、パルコ、読売テレビ放送、KDDI、ジェイアール東日本企画、GYAO、講談社、PlusD、札幌テレビ、ミヤギテレビ、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送
出演:山田孝之、長澤まさみ、勝矢、太賀、山崎紘菜、ムロツヨシ、大和田伸也、佐藤二郎
日本/2018
上映時間:114分
TOHOシネマズファボーレ富山にて
演出★★★★☆
脚本★★★☆☆
映像★★★☆☆
音楽★★★★☆
配役★★★★☆
カタルシス度 75%
合計 87点(120点満点)
【感想】
監督は『勇者ヨシヒコシリーズ』や『都市伝説の女』『俺はまだ本気出してないだけ』『女子―ズ』『銀魂』『斉木楠雄のサイ難』など、コメディでは今日本を牽引する福田雄一
以前別の記事でもこの作品を紹介したが
本作品はハリウッド版が原作として存在する
「日本のコメディ映画界の精鋭」がハリウッドのリメイクと聞き、いささか不安もあったが
これはこれで楽しめたものだ
『銀魂』に関していえば、はっきり言って詰まらなかったのだが、今回は福田監督のお遊びが度を過ぎず、適度に散りばめられているから、適度に笑える
恋愛とコメディのバランスが予想以上に良かったのだ(^◇^)
それどころか、思いのほか泣けるのだ
その原因の一つが、劇中に何度か流れる山崎まさよしの”One more time One more chance”が良い感じに映画を引き立ててくれるからだ
と言うか、ウォッチャーは気付いた
恋愛×記憶喪失=泣ける
これはもはや鉄則である
その代表作と言えば・・・
全部泣けるっていう←
多分「恋愛×記憶喪失」と言うコンボは
マジンガーZとグレートマジンガーとグレンダイザーとゲッターが同時に攻撃するファイナルダイナミックススペシャル並みに強いということだ(謎)
スーパーロボット大戦Z ファイナルダイナミックスペシャル 合体攻撃 最強武器
話はズレてしまったが・・・
この映画がアメリカのリメイクである以上、ちょっと演出はクサい
山田孝之のキャラが日本人ぽくない
だけどそれはオリジナルに準拠ないし寄せてくれてる証拠だと思って捉えているのでそれはそれで良いのかと
あと珍しく佐藤二郎がボケではなく、突っ込みに徹しているのが面白かった(´◉◞౪◟◉)
ボケ担当の太賀が面白いを通り越して酷いwwwwww
どう面白いかはぜひ劇場で確認してほしい
そして個人的に嬉しかったのが山崎紘菜
出番こそ少なかったが存在感とセリフがそれなりにあって良かった
あの子、ちやほやされた割に処遇が良くないから可哀想で・・・( ;∀;)
【まとめ】
邦画の恋愛ものには最近食傷気味だったし、最近の福田監督にも飽き気味ではあったが本作は悪くなかった
ハリウッド版のオリジナリティをそのままに、邦画としてとか日本人キャストとして上手く昇華していたから何だかんだ良かったし
同じ劇場にいたカップルが何人か泣いてた
しかも男の方
いや、わかるよ
この物語は好きな人を諦めきれない男の気持ちに強く傾いてるわけだから
ぐぅわかる
ぐぅわかる
終