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富山ロケ作品『ここは退屈迎えに来て』 試写会へ行ってきた感想!ネタバレなし

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富山でロケが慣行されたこの秋注目の映画

ここは退屈迎えに来て

山内マリコのデビュー作を実写映画化


10/19公開 映画『ここは退屈迎えに来て』予告

 

10月19日公開のこの映画の試写会に当選したから行ってきたよ!!!

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ファボーレ富山とJ-MAXとやまがあったんだけど、ファボーレの方が当たったよ!


最初に言っておくけど、富山県民なら観ておこ!

地元ロケの良いところを橋本愛ちゃんや山内マリコさんも仰ってたけど、その地元の人でしか味わえない感情があるから、観ないと本当に損なんだんだよね!

 

 

 

 

 

ゲストに主演の橋本愛!!!

今回富山での一般試写会にはなんと!!!

俺の大好きな橋本愛が作者の山内マリコさんと一緒に登壇してくれた!!

実はウォッチャーは橋本愛ちゃんを生で見るのはこれで2度目で

1度目はJ-MAXシアターとやまができた2016年

オープン記念っぽい企画(とやま映画祭)の一つで、くまもと映画『うつくしいひと』を引っ提げて行定勲監督と橋本愛ちゃんが富山に遊びに来てくれたんやちゃ

(多分この時『ナラタージュ』のロケハンしてたんじゃないかなー?)


『うつくしいひと』予告篇 くまもと映画プロジェクト

 

2年ぶりにみた橋本愛ちゃんは相変わらず可憐で素晴らしい女優さんだったなぁ(^^♪

上映前に愛ちゃんとマリコさんの対談やインタビューがあって、短い時間なのに濃い内容だったなぁ

富山ロケの印象について聞かれた愛ちゃんは「東京の夕日って凄く眩しくて、まぁ太陽ってそうなんですけど、東京のは長時間見てられないんですけど、富山の夕日って綺麗でずっと見てられるんですよ」と

それに対してマリコさんが「富山って大体曇ってるというか、グレーがかってるからかな(笑)」と言う感じに返してて

「じゃあそのフィルターが良い感じになってるかも」という感じのことを言ってたかな

ちなみに2016年に来てくれたときの愛ちゃんは富山に初めて来て「地元熊本と共通してる部分がたくさんあって親近感がある」みたいなことを言ってたはず

確かに熊本って富山と同じで海も山もあって、街を走る電車、所謂市電もあるんだよね

多少のリップサービスはあるだろうけど、愛ちゃんが富山を気に入ってくれてるみたいだからそれはファンとして凄く嬉しいことだよね(^◇^)

 

映画を観たネタバレなし感想

まずは・・・

【あらすじ】

「何者かになりたい」と一度は東京へ出て就職した『私』(橋本愛)、10年経って地元へ帰ってきてからはタウン情報誌のライターとして記事を書く日々だが、ただ何となく過ごしている。高校時代の友達・サツキ(柳ゆり菜)がフェイスブックを通じて、学生時代皆の中心で人気者で憧れの椎名くん(成田凌)と会うことになり、『私』は仕事仲間のカメラマン・須賀さん(村上淳)の運転でサツキと共に椎名くんの職場に行くことになる。サツキと思い出話をしているうちに、高校時代の「あの日」のことが少しずつ思い出される。。。

『あたし』(門脇麦)は元カレの椎名を忘れられないでいた。勝手に彼氏面してくる遠藤(亀田侑樹)はかなりさえないやつ。好きでもないが切るのが面倒くさい故に適当に遊んで、バイトの送り迎えを頼む代わりにとりあえずセックスはしてやる関係。しかし頭の中では常に椎名といた頃の日々を繰り返し思い出してしまうのだった。

あの頃の自分が考えていた大人になったのか、今の自分はどう見えているだろうか・・・

10年ぶりに再会した椎名くんに『私』は——―

 

さて、感想だけどね

まず観終わった後の気持ちがとてもすーっとしたというか、「まぁそうだよね(笑」っていうかw

対談でも橋本愛ちゃんが言ってたんだけど、劇中で起こる出来事や会話って凄くリアルで誰でも思い当たるような部分ってあるんじゃないかな

観ててムズムズするっていうかw上映中はだいたい心の奥底がムズムズしてるんだよね

でもラストシーンで、あのワンシーンでふっとそういうムズムズが消えて現実に帰ってきたというかね

これも愛ちゃんの話なんだけど、「劇中にキラキラした瞬間って結構少なくて」と言う通り、青春の輝きっていう輝きは一瞬だけだったかな

それ以外は日常の風景と言うか、誰もが経験したり見聞したような描写が続く

でもそれが退屈にはならなくて、ちゃんとドラマとして進行していくから面白いんだよね

 

複数のケースの中で、複数の人間関係が語られる「群像劇」

でもその中心には必ず椎名(成田凌)がいる形で話が進んでいく

 

青春や学生時代って必ずみんなが皆100%キラキラしてるわけじゃないし、どちらかと言えば思い出ってグレーがかってるような気がするんだ

それが富山の気候と案外マッチしてて凄いよね

 

それに劇中使用される楽曲も、ポップカルチャーっていうか、J-POP満載で、場面場面に合う曲をマッチされてる

それに、フジファブリックのあの曲、これには少し目が潤んでしまったw

元々好きな曲だったけど、この『ここは退屈迎えにきて』の登場人物にこれほどまで融合してしまうのかと、感動で鳥肌が立ったくらいだ

 

そして、イオンモール高岡でも映画のイベントがあってそれにも行ってきたんだよね!

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このイベントでも主演の愛ちゃんと作者のマリコさんが対談を行ってくれていた

このトークショーは試写会の時と全然内容が違うから良かったね

最初は同じこと喋るのかなとは思っていたけど、こちらはこちらで行った甲斐があったよね

そして今までにないくらい近い距離で愛ちゃんを拝めたのが最高の思い出です(^◇^)

愛ちゃんの印象を書いておくと、どちらのトークでも一つ一つ丁寧に考えて、ハキハキと喋ってくれてて感動した!愛ちゃん今年22才だけど、佇まいはもうその辺の大人より大人だと思う

 

 

今回富山ロケの映画で橋本愛ちゃんが主演で、ファンとしてはこれ以上ない喜びと思っているし、しかも原作が山内マリコさんだからなお良いんだよね

トークにもあったけど、群像劇だから一度の鑑賞だけじゃなく、2度3度観ても面白いと思うから、あと2回は観ると思う!

次観たときにネタバレアリの細かい感想を書こうと思うけどひとまず点数はこちら!

 

演出★★★★☆

脚本★★★★☆

映像★★★★★

音楽★★★★★

配役★★★★★

カタルシス度 98%

合計 111.6点(120点満点)

 

 

今年の邦画で一番いい点数が出たと思う!