ゴールデングローブ賞ノミネート作品が発表されたし、いよいよ年の瀬だねぇ
あっという間に12月か・・・
- ここは退屈迎えに来て《90.2点》
- タリーと私の秘密の時間《87点》
- グッバイ・ゴダール!《72.8点》
- ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス《70点》
- 億男《61.2点》
- デス・ウィッシュ《82点》
- 日日是好日《76.8》
ここは退屈迎えに来て《90.2点》
TOHOシネマズファボーレ富山にて鑑賞(試写会!)
演出★★★☆☆
脚本★★★★☆
映像★★★★☆
音楽★★★★☆
配役★★★★☆
カタルシス度 71%
合計 90.2点(120点満点)
【感想】
富山ロケ作品!ファボーレ富山にて行われた試写会には主演の橋本愛ちゃんが原作者の山内マリコさんと一緒に登壇してくれた、思い出の作品
前の記事では「3回みる!」と宣言していたが、やはり時間が無く2回のみに終わってしまった・・・(´・ω・`)
初見の点数では111.6点を出したんだけど、2度目はもう少し落ち着いた点数に
いやでも、それはつまらない意味で減点したわけじゃなくって、最初の点数は試写会だったってのも含めてなのかなって
面白いことには変わりがない
富山県民なら観ないとねw
あとウォッチャー、橋本愛が石田ゆり子さんの次に好きな女優なんで(´∀`*)
映画好きで有名な愛ちゃんと酒飲みながら映画を語らうのが夢です
「ここは退屈迎えに来て」 -オリジナル・コンピレーション・アルバム-
- アーティスト: フジファブリック,DATS,LUCKY TAPES
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2018/10/03
- メディア: CD
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タリーと私の秘密の時間《87点》
J-MAXシアターとやまにて鑑賞
演出★★★☆☆
脚本★★★★☆
映像★★★☆☆
音楽★★★☆☆
配役★★★★☆
カタルシス度 95%
合計 87点(120点満点)
【感想】
この映画を見る前はてっきり母親業は大変で、女性ばかりが苦労して、ママって大変なのよ!ってだけの話だと思ってたけど、終盤で「まさか!」「そんな!」
って展開に
予想してなかった転がり方をするから度肝を抜かれた
でも本当にママは大変だよなぁ、しかし旦那が典型的にダメな旦那なのもまぁなんだろうね
読める人には読める展開かもしないが・・・
主演は誰もが知っている大女優シャーリーズ・セロン、体重を激増させて育児に疲れ果てる母親を熱年
ベビーシッターとして家にやってくるタリーをマッケンジー・デイヴィスが演じている
彼女は『ブレードランナー2049』でも存在感を発揮
ポスターには映ってなかった・・・
本作の監督であるジェイソン・ライトマンは『JUNO/ジュノ』『ヤング≒アダルト』で有名
次回作にヒュー・ジャックマンを主演に迎たサスペンスドラマ『フロントランナー』がある
グッバイ・ゴダール!《72.8点》
ゴダールの2番目の妻の自伝的小説を映画化『グッバイ・ゴダール』予告編
J-MAXシアターとやまにて鑑賞
演出★★★☆☆
脚本★★★☆☆
映像★★★☆☆
音楽★★★☆☆
配役★★★★☆
カタルシス度 44%
合計 72.8点(120点満点)
【感想】
まぁまずこれをみてくれ
映画『グッバイ・ゴダール!』/ステイシー・マーティン来日記者会見
今最も旬なフランス人女優と言われているステイシー・マーティンめっちゃ可愛くね???
劇中でもずっと彼女が可愛いんだよね
可愛くない瞬間が一度もない
彼女のデビュー作品『ニンフォマニアック』がなかなか強烈なものだ
セックス依存症の女性の若き頃を演じてる
さて、『グッバイ・ゴダール!』についてなのだが、フランスのコメディ映画である
俺自身あんまり詳しくないのだが、ジャン=リュック・ゴダールと言うフランスの映画監督がいた
彼が作ってきた作品はその先の映画史に多大な影響を与えたといわれている巨匠なのだ
そんな彼は自身の作品『中国女』に起用した女優アンヌ・ヴィアゼムスキーと結婚することになる、ステイシーはこのアンヌを演じた
アンヌとゴダールの関係を時代背景と共にコミカルに表現した自伝映画ともなっている
しかしゴダールにあまり詳しくない上、ゴダール作品を一つもみたことないとなると、イマイチこの映画がつかめない
特にフランスと中国の歴史的背景もある程度は知っておかないと、なんの話をしているのかわからないから、観ていてついていけない
と言うこともあって、自分はステイシーをただ見つめるだけに集中し、さらに恋愛コメディと言う部分に焦点を当てて観てた
まぁ、途中さすがに退屈にはなったが、ゴダールと言う男の性と、それを愛しながらも離れていくアンヌの姿は何とも言えない面白さがあった
ゴダールに興味がなくても、ステイシー目的で観てもらいたい作品だ
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス《70点》
【公式】『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』7.20公開/本予告
J-MAXシアターとやまにて鑑賞
演出★★★★☆
脚本★★★☆☆
映像★★★☆☆
音楽★★★★★
配役・・・・・
カタルシス度 50%
合計 70点(120点満点)
【感想】
この作品はキューバの老舗ビッグバンド「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のドキュメント映画の続編だ、この作品を見るまでは続編だということすら知らなかったが(/ω\)
今作は彼らが結成して18年後の姿を追った内容になってる
もうみんなおじいちゃん、あるいはおばあちゃんなのね
だから活動を続けるのがかなり難しくなっていた時に、「アディオス」と言う世界ツアーを敢行した
ウォッチャーは趣味でラテンパーカッションをかじってるんだけど、好きなバンドが「熱帯JAZZ楽団」なのね
そのリーダー・パーカッショニストのカルロス菅野さんが同バンドを作るきっかけになったのが「ブエナ・ビスタ」だったという経緯がある
やっぱりラテンが好きな人間にとってとても充実した内容のドキュメントになっていると思う
その陽気な歌声の中に、大きな挫折の苦労が感じる
そして本作にコメントを寄せていた三浦大知さんも言っていたが「音楽は愛なんだ、僕らは家族だ」と、メロディに乗せて体に流れ込んでくる
彼らが経験したいろんなドラマがラストツアー「アディオス」に充満されていて、終わった後の寂しさはつらい
ラテン好きな方は一度観てみてはいかがだろうか
Buena Vista Social Club - Full album
素晴らしい歌声と、心地よいリズム
- アーティスト: オマーラ・ポルトゥオンド,コンパイ・セグンド,イブライム・フェレール
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- 発売日: 2008/06/01
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億男《61.2点》
TOHOシネマズ渋谷にて鑑賞
演出★★☆☆☆
脚本★★★☆☆
映像★★★☆☆
音楽★★☆☆☆
配役★★★★☆
カタルシス度 26%
合計 61.2点(120点満点)
【感想】
これねー、映画化の話が出るずっと前に東京に遊びに行く北陸新幹線の中で原作を読み切ってたんだよね、今回は初の渋谷で鑑賞
個人的には九十九が染谷将太、一男が高橋一生って感じだったんだよね
どうしても先に原作を読むと自分の頭の中のキャストに引っ張られてしまうんだよね
それでも佐藤健は良かったね、悪くない
それ以上に九十九を取り巻く三人の登場人物のキャスティングはかなり良かった
特に藤原竜也、最高だわ
でもその三人、原作ではもっと病んでるっていうか、目が死んでるような描写がとても印象的だったんだけどその件はなかったのが残念
まぁ無難に良い作品なんだけど、特別すごく良いというわけでもなく
後に何も残らないんだよね
原作の方がお金に関する知識とか、そのばかばかしさみたいなのが強く出てた気がする
映画はヒューマンドラマに徹していたのかな
デス・ウィッシュ《82点》
悪人は抹殺する!ブルース・ウィリス『デス・ウィッシュ』予告編 - YouTube
TOHOシネマズ新宿にて鑑賞
演出★★★★☆
脚本★★★☆☆
映像★★★☆☆
音楽★★★☆☆
配役★★★★☆
カタルシス度 70%
合計 82点(120点満点)
【感想】
ってだけでワクワクするんよねwwwww
これは初の新宿で鑑賞
新宿のTOHO、全部混んでんのw 全ての回が「△」ってすごいわ
まぁ場所が場所だけに人が来やすいんだろうね
さて、本編だけど、よく言えばスッキリ爽快復讐劇、悪く言えばありきたりアクション
家族を襲われた外科医が復讐のために銃を買い撃ちまくる!もうこれだけでかなり面白い
もうね、逆に「これじゃあアメリカから銃がなくならないよ・・・」と心配してしまうくらい銃が活躍するのね
しかもガンショップのお姉さんが面白すぎるし、こんなに薦められたらほしくなるやん(´∀`*)
俺には分からなかったんだけど、どうも映画通にはツボなシーンがあったりなかったり・・・あと本作の監督であるイーライ・ロスが結構映画通の間では人気らしい
俺がロス監督で知ってるのはキアヌ主演の『ノック・ノック』くらいかな、でも人気らしいよ(^^)
消費的に観る映画としては十分楽しめた方だと思うね!
『ブレードランナー2049』のアナ・デ・アルマスちゃんのセクシーなシーンと情けないキアヌが楽しめるよ(^^)/
日日是好日《76.8》
J-MAXシアターとやまにて鑑賞
演出★★★☆☆
脚本★★★☆☆
映像★★★☆☆
音楽★★★☆☆
配役★★★★★
カタルシス度 44%
合計 76.8点(120点満点)
【感想】
「日日是好日」とは禅の言葉だそうで
本作は今年お亡くなりになられた女優・樹木希林さんの遺作となっている
遺作だということ前提で観てしまい、評価してしまいがちであろうが、一応ここではその辺は多少のことと思って書いてる
作品はとても静かで、でもその静寂のなかに禅を題材にした本作の神髄がある
茶道とは自分を見つめ直すことなんだなぁと
それに四季によってその様式も変わるって初めて知った
映画作品として自体、先述した通り静かで、加えて物語は大きくうねることが少ないのでまったり見るには良いのだが、ドラマチックな事を期待すると肩透かしになりうる
とはいえ、樹木さんの有終の美と考えるとその通りだと思う
他の作品でも感じる、あの樹木さんの独特の佇まいとセリフ回しが今作でも堪能でき、それだけでも本作を観る価値がある
まだ未視聴の人は是非見ていただきたい
樹木さん、お疲れさまでした、今までありがとう
終